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ULTIMATE WAR #1 (ULTIMATE X-MEN)

前回、マグニートーが実は生きていてずっとプロフェッサーXによって匿われていたことが世間に知れ渡りました。テロリストであるマグニートーとつるんでいたとして、X-MENは今やお尋ね者です。今回から始まる"ULTIMATE WAR"編はお尋ね者となったX-MENと彼らを捕えようとする政府公認スーパーヒーローチーム:ULTIMATESとの戦いが描かれるクロスオーバータイトルです。クロスオーバーとは、別タイトルのコミックの登場人物が絡み合い、相互に影響を与えるストーリーラインで、アメコミ界ではよくあることです。日本の漫画でいうと、ナルトとルフィが戦うようなものです。クロスオーバーでは時にはいろんなヒーローが協力して巨大な敵に立ち向かったり、ヒーロー同志が対立し殺し合ったりもします。今回はULTIMATES VS X-MEN という対立のストーリーです。
ULTIMATE X-MEN | #1 | #2 | #3 | #4 | #5 | #6 || #7 | #8 | #9 | #10 | #11 | #12 || #13 #14 || #15 | #16 | #17 | #18 | #19 | #20 || #21 | #22 | #23 | #24 | #25
uw1.jpgISSUE #1 "ULTIMATE WAR" Part 1 of 4
Writer: Mark Miller
Penciler: Chris Bachalo

ブルックリン橋で木材を運んでいたトラックが横転し大渋滞が起きていた。人々は口々に文句を言っていたがその声は悲鳴に変わる。橋は突然爆破された。
NYのタイムズスクウェアではすべてのテレビモニタがジャックされ、紫色のヘルメットをかぶった男が住民に語りかける。
「恐れることはない。"進化"が起きているだけなのだ。猿が人間に変わったように。だから君たちも進化した者たちに道を開けるのだ。御覧の通り、私は生きてる。そして、ミュータント対策の緊急性の他は何一つ変わっていない。
我々は殺人者でなければテロリストでもない。衰退すべき人間に対する我々の攻撃は、悪とは程遠いものだ。
ブラザーフッド・オブ・ミュータンツはただ、地球上の食物連鎖の頂点にとって代わろうというだけなのだよ。
メッセージは短めにしておくとしよう。なぜなら私は君たちに話しかけるのが嫌いだからだ。ヒキガエルやミミズに語りかけるようなものだからな。
声明を簡潔に言おう。これから6か月以内に降伏し、君たちの世界をホモ・スペリオールに明け渡せ。それまでの間、君たちのうちどの種を奴隷にし、燃料にし、保存食として生かしておくか考えておくとしよう。
以上がこのマグニートーからのメッセージだ。」

マグニートーの声明が流れる中それぞれの場所で、グラスを置くトニー・スターク。椅子に座っているソー。口紅を塗るブラック・ウィドー。アーチェリーの準備をするホークアイ。そして、キャプテン・アメリカはすでにブルックリン橋を目指してNYを駆け抜けていた。

ワシントンDCではニック・フューリーが大統領執務室へ呼ばれていた。
「さて。誰か説明してくれ。何であの狂人が死んだとことになってた?生きとるじゃあないか?」
「5000人の聴衆とチャールズ・エグゼビア教授が証言したからです、大統領。マグニートーは6か月前処刑されたものと考えられてきました。」
副大統領が話し出す。
「失礼、フューリー将軍。君が証言を信じたというチャールズ・エグゼビアというのはあのテロリストと親交が深いチャールズ・エグゼビアのことかね?あの精神操作を行うミュータントのチャールズ・エグゼビアだと?」
「その通りです、副大統領。精神操作能力を持つミュータントであり、大統領自身だけでなく娘さん、そしてここにいる全員の命を救った男です。しかし、もはやX-MENを信用してはおりません
思い出していただきたい。我々には我々のスーパーヒューマンチームがあります。アルティメッツはこの手の脅威に速やかに対処いたします。」
「彼らが怪物(=ハルク)同様にミュータントに対しても有効であると願うとしようか、将軍。あの男がどうやって生き延びたか突き止められなけれれば、大統領と私は君の代わりの防衛担当チーフを探さなきゃあならんからな。」

ブルックリン橋ではアイアンマン(=トニー・スターク)やキャプテン・アメリカ、ソーが生存者を捜して瓦礫をかき分けていた。しかしその腕に抱えられるのは死体ばかりだった。その様子をS.H.I.E.L.D.本部ビル:トリスケリオンのモニターで見ているワスプ(ジャネット・ピム)。そこへブランクリン博士がやってきた。
「状況はどうなってる、ジャン?」
「アイアン・マンとソーはできる限りのことをやってるわ。でももう90分よ、ドクター。トニーが言ってる、もはやできるのは水中から死体を持ち上げることだけだって。」
「キャプテン・アメリカは?」
「FBIと連絡を取って指示を出したわ。その後はブラック・ウィドーとホークアイと一緒にこっちへ帰ってくる。もはやできることはないって。」
「なんてことだ。最近ブラザーフッドは沈静化したと思っていたが。」
「というか、私はマグニートーが死んだと思ってたわ。
人々はまた恐怖に陥る・・・。私たちってもうそんなことを起こさせないために給料もらってるんだと思ってたわ。」

IMG_20111012233138.jpg
ホテルの一室では今回の実行犯である、ジャガーノート、トード、ローグ、ハードドライブ、ヴァニッシャー、マスターマインドがテレビでニュースを見ていた。テレビに映った指名手配犯としての6人の顔写真を見て冗談を言うヴァニッシャー。

「黙って。今ニュースでアルティメッツが私たちの逮捕に向かってるって言った?」ローグが真剣な顔になる。
「心配すなってローグ。ニュースリポーターはみんなそういう風に行って人を安心させたいのさ。キャプテン・アメリカや他のヒーローどもの毎月の給料は税金から出てるってのにあいつら全く成果がないからな。」
「トードの言うとおりだ。ハードドライブとヴァニッシャーというテレポーターが付いてる我々をどうやって捕まえるっていうんだ? 我々は二人が充電を終えて、マティーニとキューバ葉巻が待つアジトへテレポートしてくれるのを待ってりゃいいのさ。」マスター・マインドが口をはさむ。

そこへ窓から催涙弾が投げ込まれる。誰も反応できないうちにキャプテン・アメリカが窓をぶち破って登場。
IMG_0001_20111012234141.jpg

キャップはジャガーノートを蹴り飛ばす。
「ハードドライブ!何とかしろ!」
「えっ!ちょっと!」

「寝ててもらおう!」
キャップは素早くシールドを投げてハードドライブを倒す。
「キャプテン・アメリカからブラック・ウィドーへ。ヴァニッシャーが予想通りに退路を取った。」
「了解、キャプテン。」
建物の裏へテレポートしてきたヴァニッシャーを、待ち構えていたブラックウィドーが蹴り倒す。
「片付いた。」

「心配するなローグ!俺が逃がしてやるぜ!」
「黙ってあたしを脱出させなさい、馬鹿!」
トードがローグを抱えて窓から飛び出した。
「うお!」
「何よ?」
「重い物抱えて跳んだから着地で足首捻った。」
「あら素敵。」

着地点の近くで待ち構えていたホークアイが二人にアーチェリーを向ける。
「捻っていようがいまいが、少しでも動いたらこの矢が一瞬で君たちを射抜くぜ、アミーゴ。」

「まぁ落ち着きなさいって。あんた、ホークアイでしょ?シークレット・サービスからチームに入った新入りだって聞いてるわ。
ところで、トードの怪我は酷そう。だから治療するまではここでトラブルを起こせないと思うの。」
そう言いながら、ローグは手袋を脱いでトードを抱きかかえている。
「キャップ、聞きましたか?女は・・・」
「耳を貸すなホークアイ、早く女を撃て!・・・」
「彼の言うこと・・・聞くべきだったね。」
IMG_0002_20111012235332.jpg

ローグは素早い跳躍でホークアイの顔面に一撃かました。
「あたしは皮膚が触れればどんな力も吸収するのよ、ホークアイ。ま、聞く前に体験してよくわかったでしょうけど。」
トードとローグはそれぞれ別方向へ大跳躍を続けて逃げる。

「空中部隊へ、こちら地上チームだ。我々はローグを見失った!繰り返す、ローグを見失った! ターゲットはトードの能力を得て西へ逃走中!」
「おい、めそめそするなよコマンダー。俺のような大の大人が14歳の少女を捕まえるのにヘリコプターがいるか?」
態勢を立て直したホークアイがアーチェリーを構える。
一発放ち、トードの脚に捕縛ワイヤーを巻きつけた。
「よし。じゃお次は君だ、ベイビー・・・」
既に遠く離れたローグへ向けて矢が放たれる。矢は命中し、ローグの身体に高圧電流が流れ、彼女はその場にうずくまった。
「さて、うまくいったな。」
それぞれの持ち場を制圧したキャプテン・アメリカとブラック・ウィドーもそこへやってきた。

しばらく後のトリスケリオン。
「ここで俺たち何してんだ、ワンダ? 正気じゃない。俺たちの父親は地球で一番のお尋ね者テロリスト・リーダーだ。なのに俺たちは米軍の施設の中を歩いてる。これだけは言っとく。この招待は奴らの罠だよ。」
「文句を言わないで、ピエトロ。私たちがブラザーフッドで裏切り者扱いされてるを分かってるのに、私たちを餌にしようなんて思わないでしょ?・・・・それに、スーパーソルジャーに囲まれているこの場所が父さんから隠れるもっとも安全な場所でしょ。」
スカーレット・ウィッチ(ワンダ・マキシモフ)とクイックシルバー(ピエトロ・マキシモフ)の二人はアルティメッツに呼ばれてトリスケリオンを訪れた。
IMG_0003_20111013003151.jpgヒーローたちのいる部屋へ通される二人。
「おっと、俺たちが来たからって噂話をやめなくてもいいですよ、キャプテン。」
「実のところ、ラムズフェルド国防長官と私が今朝立ち上げた新しい対テロ構想の枠組みを説明していたところだ、クイックシルバー。よかったら掛けてくれ。君とスカーレット・ウィッチはここで我々の大きな助けとなる。」
「いいかしら。正直言って、これはいい考えとは思えないわ、同志諸君。」ブラック・ウィドーが口をはさんだ。
「S.H.I.E.L.D.のブラックオプはパブリックなチームの寄せ集めだわ。けれど、この二人のミュータントのお友達はもともとブラザーフッドのリーダーでしょ。この子たちの前でお父さんを倒す計画を相談するのってなんか変だなーって思うのはこの部屋で私だけかしら?」

スカーレット・ウィッチがウィドーを睨みつける。
「何が言いたいのよ?」
「他の誰もが考えてることよ、ダーリン。気を悪くしないでね、でもね、Leopards と Spots(※) の話ってあるでしょ・・・」(※KKKに関する小説)
ブラック・ウィドーがそこまで行ったところでキャプテンが口をはさむ。
「ワンダとピエトロは米政府の極秘任務をいくつもこなして彼ら自身を証明したんだ。ブラザーフッドの活動を縮小させながらな、ナターシャ。
・・・それにだ。多種多様な過去の持ち主は仲間になれないなんてルールだったら、もとKGBのスーパースパイは仲間になれたのかな?」
「あら優しいのね、ミスター・ロジャース。」
スカーレット・ウィッチ「ありがとう、キャプテン。」

「さてと、仕事に戻ろうか。我らのメインの目的はマグニートーの逮捕あるいは殺害だ。しかし市民の安全を守ることはもちろん最優先だ。その理由から、我々は各都市に一人以上のヒーローを配置し、アンチ・ヒューマン活動に参加しているミュータントを全員拘束する。」
「この作戦ならセンチネルよりはよっぽど人道的だな、キャプテン。だがな、今言っておくが、新たなミュータントに対する魔女狩りが始まったら俺は許さんぞ。」ソーがキャップを睨む。
「大統領は、ブラザーフッドに関連するミュータントのみ拘留すると確約している。それに拘留者の扱いはジュネーブ条約準拠よ、ソー。誰だって魔女狩りなんてしたくないの。」ワスプが説明する。
くつろいだ姿勢のホークアイ「X-MENはどうするんだ?チャーリー・エグゼビアって男がミュータントの少年少女をスーパーヒーローみたいに鍛えてると聞くぜ、キャップ。彼らのことが先決じゃないかい?」
「実のところ、我々は12時間前からエグゼビアと接触を試みてるんだ、クリント。
X-MENの居場所はトップシークレットだが、フューリーはX-MENとの連絡が取れなくなったのでトニー・スタークを調査に向かわせた。」

エグゼビア学園へ来ているアイアン・マン(トニー・スターク)にキャップが連絡を入れる。
「トニー、こちらキャップ。エグゼビアの学校で何があったか聞かせてくれ。」
「驚いたよ。これは最先端のカモフラージュシステムだ。普通の周波数では、この建物は古い孤独な教会にしか見えない・・・」
そう言いながらトニーは手首のコンピュータを操作する。
「・・・しかし、ある周波数で共鳴させると美しい庭園とジョージア風のマンション、それにエグゼビアって書いた看板が見えるよ。」
「いいぞ、トニー。しかし学園のステルス技術のことは置いといて、君はX-MENがまだ生存しているかを確かめるんだ。」
「パラメータスキャンでは何も見つからんな、キャップ。彼らは出て行ったみたいだ。それもすごく急いでね。マグニートーが奴らを倒していったって可能性も考えられるな。どう思う、キャップ?」
「墓穴を掘るにも死体を捜すのが先だ。」
そこにニック・フューリーから通信が入ってきた。
「キャプテン、こちらニックだ。現在ペンタゴンからそちらへ向かってる。X-MENがどうなったのか情報を得たところだ。トニーにつないでくれ。・・・」
「オーマイゴッド。」
フューリーからの情報を聞いたトニーは思わず声を漏らした。
「どうかしました?」後ろの兵士が尋ねる。
「バッド・ニュースだよ、中佐。まったくひどい・・・
チャールズ・エグゼビアとマグニートーとの間の闘争は知ってるな? 人類の扱いに関する大きな対立とか、いろいろだ。それがな、終わったそうだ。もう彼らは争うのをやめたんだとさ。
IMG_0004_20111013013504.jpg

「つまりだな、X-MENは反対側についたんだ。」


・・・・久しぶりに書いたらほぼ全訳になってしまいました。ULTIMATE WAR 全4話ともクリス・バチャロ氏がイラストを担当していて、このゴリゴリした感じのままクライマックスまで進んでゆきます。クリス・バチャロはけっこう売れっ子のイラストレーターでして、"World Tour"の時も2話くらい描いてくれましたが、コマ割りと人物の動きが巧く描かれ、非常に躍動感があるコミックになっています。一枚絵として取り出せる画像が少なくて困ったりもしますが。

前半で登場したローグがめちゃカッコいいのですね。ホークアイを出し抜くときは最高です。しかしカッコいいとこはこれで見納め。次に登場する時はキャラがなんか変わってしまってます。

肝心のX-MENは今回登場しませんでしたが、その分アルティメッツのメンバーがよくキャラを出していました。キャプテン・アメリカをはじめ、皆優秀な感じで流石政府公認スーパーヒーローチームという感じがします。来年は映画「アヴェンジャーズ」も公開するので、そのうち時間があったら"ULTIMATES"の紹介もしたいと思います。

何者かの策略によりX-MENがマグニートー側についたという情報が流れ、アルティメッツのターゲットとなってしまった、というところで次回に続きます。

なお、今回から単行本は5巻です。

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